Michi Kurumi ∞ 思いを自由に。

キレイなものも毒もいっしょにここに。日々ひらめいたこと等々。わたしはわたし。自分サイズで生きていく。

藁をもつかむ

 

相談について、わたし自身は「気持ちを聞いてもらってスッキリする」という考えがあまりない。

信用して話せば話すほど、相手と自分が違うことがわかって悲しくなることが多かったからだ。さらけ出して、裸を見せて「あなた変よ」という反応に著しく傷つく。

おそらく過度に期待していたのだと思う。他人を信用するときはそこに依存心がないか確認したほうがいい。

そして。皮肉にも

もがいているときというのは自分のことしか見ていない。見えない。他者を見る余裕がない。

わずかでもいいから自分以外の誰かを思う時間を作れば、その間は思考のグルグルからは解放されるのだが。

なかなかどうして、当事者はそれに気がつかない。

自分を見つめすぎて、話を聞いてくれそうな人にしがみつくが、それが藁だと気がついて絶望する。

 

michiru17.hatenablog.com

 

こんなことを考え悩みながら年を重ねるのであろう。

自分への関心が薄れ、人とのかかわりの中で生きて視界が広がっていれば、一人相撲じゃなくなるんだろうな。

でもきっとこんな風に不器用に生きていく。これからも。

 

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